相続税と所得税の二重課税

相続税が課税される事に違和感があるのですが、生前に所得税を納税してきたのに相続の際にも財産に課税されるのは二重課税ではないかと思っています。

あくまでも個人的な考えですが、中には過去の裁判でも相続税と所得税の二重課税について課税庁と納税者で争われた事例が生命保険金を中心にあるようです。
ちなみに、相続税は相続財産に対して課される税金で、国に納めることから国税に当たります。

生前贈与すると受贈者に贈与税が課されますが、年間110万円の基礎控除がありますので、この範囲内であれば非課税なので毎年税金のかからない範囲内で贈与している人も少なくないようです。

なお、配偶者については、1億6千万円までは配偶者の税額軽減という規定が設けられていて非課税になってり、また贈与税でも婚姻期間が長い夫婦については居住用不動産の取得の場合に限り2000万円までは非課税となっています。

配偶者への税金の減免制度はこのように設けられていますが、子への相続や贈与については、配偶者のような減免規定は設けられていないので、皆さんなるべく生前に贈与をして相続税がかからないように節税対策をしているようです。

なお平成27年からは相続税の課税強化の観点から基礎控除の引き下げが図られる予定なので、より一層相続税に対する節税対策が求められてきます。